道東キャンプツーリング②

あんころもち

2017年09月26日 20:32

9月10日 2:30


大きな物音がして起こされます


遠くでテントを片付けている音

こんな夜中から、テントを畳んでる⁉︎(@_@)



遠くでも、場内がとても静かなので、すごく響きます

気も使わず、テントの幕をバサバサしたり、ポールを投げ置いたり…



イラっ



ゴミも捨てられるんですが、その扉をガジャンって





なんなのぉ〜





正体は釣り人ですな



鮭釣りが始まったので、日の出に間に合うようにこれから釣り場に行くんでしょう


でも2:30ですから!



もっと周りの人に気を使って欲しいもんだわ


夜はとても静かだったので、みんなお行儀の良いキャンパーさんばかりかと、気を抜いて耳栓しなかったからな…


しばらく眠れず・・・



前室で電気も点けずちょっとまったりしてたら、テントの周りをウロつく輩が⁈



物取りか?




息を潜め、様子を伺うあんころもち




必要以上に場内をゆっくり歩き回ります



あんころもちのテント近くまできました


街灯から映し出された影




大きな体に、短く小さな尻尾をピロピロさせながら、場内の芝を無心に食する



シカ




でした




携帯持ってなかったから、写真に収められなかった




なんだよ〜。焦らせないでよ〜



周りの草を食べながら、あんころのテント近くで「ジョー〜〜」ってしっこまでしていきやがった



ジャッと、わざと大きめの音を立ててチャックを開けてみるものの、



何か?



って言うような顔をして、全く動じず草を頬張りながら、ゆっくり移動していきました



シカが出るとは聞いていたけども、こんな至近距離で見るとは…



しかも、夜中だから旦那も寝てるし
この思い誰にも伝えられず…




また興奮して少し眠れず、しばらくしてからシュラフにイン







朝6:30




ちょっと遅めの起床です




モーニングコーヒーを入れて、テントの中でまったり




だって開けたら寒いんだもん


テントの中で、軽い朝食




どれが主食でどれが副食⁉︎



そんなことは御構い無しに、お腹の中に入るものを入れていきます


朝は雨が降っていなかったのに、撤収し始めると雨が降り出し…


今日は降らないんじゃなかったのぉ〜?



でも大丈夫!



あんころもち自作のスタンディングテープのおかげで、中から畳む事ができるから、雨に当たる事が少なく撤収する事が出来ましたよ



やっと役にたったかな?


雨撤収自体は最悪ですがね


全て、撤収し終わったら雨が止むという、ムカつく天気


今日も頑張っていきまっしょい♪




なんだそのポーズは…



出発前に国設知床野営場をレポしておきますか



なだらかな傾斜があり、フラットなところはキャンプ場の中側に多いかな?って印象



すごい広いキャンプ場なので、写真に写ってない奥にもテントサイトがありますが、トイレが遠くなるので、奥には行きませんでした


場内には車やバイクは止められませんが、見える所に停められるので、問題なし

水場はごく普通の水場



トイレはバイオトイレとなっています


あんまり臭いはしなかったかな?

便座が何気にあったかくて、ありがたかった


夕陽が綺麗らしいけど、昨日は間に合わなかったな



あとは、シカや狐に注意


食べ物はちゃんと仕舞っておいてね。食べられちゃうから

ゴミは分別して捨てられます






では、1日お世話になりました



遅くなりましたが、9:30出発です




目指すは知床横断道路



去年は霧の中で、なんも見えない状態だったのですが…



今日も雨だし期待出来ないな…


野生のシカも普通に居ます


急に飛び出してくるので、要注意です



少しずつ標高が上がって行きますよ





おおっ?




羅臼岳の頂上がしっかり見えるではありませんか



ひょっとして、霧はないのでは?


少しずつ羅臼岳が近くなっていくよ




いや〜良いじゃありませんか




「天気いい♪」って旦那



いやいや、曇りですけども



「贅沢言っちゃいけないよ。雨が降ってないだけ、ありがたいと思わないと〜」



た、確かにっ
あんころのツーリングでは、この天気は”晴れ”と言っていいでしょう



知床峠の裏切らないカーブへ




いや〜、知床峠の全貌を観ながら走るのなん年ぶりだろう



途中にいい景色が広がり、思わず停車




遠くに海と、山と、道と





これが北海道の裏切らないカーブですよ♪





前を見れば、羅臼岳がすごく近くに見えるし





最高♡



テンション上がるわ〜♪




知床峠山頂に到着




記念撮影して




知床峠はちょうど県境ならぬ町境⁈があり



こっちが斜里



こっちが羅臼だよ


厚い雲に覆われてるけど、雨や霧の中の走行じゃなくてよかったよ





こんな事してると、すぐに天候が変わってきます

さっきまで雲が高い所にあったのに




女心と山の天気


そんな言葉はありません?




やべやべっ。早く降りないとまた霧の中の走行になっちゃう


先に進みましょ


下りも楽しいワインディングなんですが、下りなので、気をつけてゆっくり走行




良かったよ〜。知床峠、天気良くって

曇りだけどね

大満足して知床峠を走れました♪





次っ!

ここは素通りしてはいけない所でしょう



去年、入れなかった熊の湯



今回はちょっとだけチャポっとしちゃいますよ〜


橋を渡りちょっと下るとすぐに熊の湯





毎朝、熊の湯愛好会のみなさんが水を抜いて、綺麗に掃除してくれている、愛のある温泉

だから綺麗なんですよね

無料ですよ


でも、ちょっとだけでもお礼を入れていくといいでしょう




ルールが掲げられています




ここには必ずと言っていいほど、地元の方が入浴されていて、ルールを守るよう指導が入ります

旦那は色々指摘されながら、はいったんだとか


そこは洗い場だから、土足であるくな

とか、


自分の分のオケを持って入れ


とか、



女子側は囲われていて、開放感は無いし、浴槽は小さいんだけど、それでもこの温泉に浸かれるだけありがたいっ




男性側は開放感あふれる広々空間


駐車場からも男性の入浴シーンは見られます




はい。残念ながら旦那の入浴シーンです





あんころもいざ、着水


あっつ


なにこの熱湯風呂⁈




「わたしゃ平気だけども、都会の人は無理なんでしょ?そこの水を入れたらいいわ」


と、高齢のおばあちゃん


もう上がって、脱衣所で休憩してたんだけど、やっぱり女子側にも地元の方がいらっしゃり、ご指導を仰ぎます


まずは十分にかけ湯をしてから、入るといいらしい

水、入れさせていただきますっ




すぐ近くに川の水なのか、冷たい水が溜めてあるので、バケツでジャンジャン水を入れたら、やっと入れる温度になった

でもあっつい温泉水が注ぎ込まれているので、すぐにまた熱湯風呂と化すので、すぐに入らないとっ


最初30秒くらいしか入ってられなかったけど、何度か入ると、ちょだけ熱いのにも慣れた?


ビリビリします




痛いくらいのお湯加減だったけど最高でした

上がってからも、体がいつまでもポカポカしてて、本当に気持ちよかった



入れて良かった



また、一つ夢が叶いました




羅臼の道の駅へ寄り


ちょうどお昼時だし、何か食べるか

ホッケバーガーとザンギバーガー



からの〜
深海ソフトクリーム




うーむ。去年ほど感動しないな…



そして、美味しい魚介類を提供してくれる阿部商店さんへ。昨日は生の魚介を堪能できなかったので、ここで購入して行こうと思います



去年、蟹の足を食べやすくカットして、保冷もしっかりしてくれたお店なので、リピです

そしたら、なんとそこには幻の海老 紫色をしたぶどう海老があるじゃありませんか




値段を聞いてびっくり





一匹1500円なり



たかっ




庶民には手が出ないよね2匹下さい♪



ええっ⁉︎



食べるの?




旦那が購入希望




マジかー。ま、観光地値段ではあるだろうが、そうそうお目にかかれる代物じゃないしね

今年、最後のキャンプツーリングだしね

奮発しちゃうよ!




もうね。その場で食べちゃう



店の中央のテーブルに座りまして、海老が食べやすいように、剥かれてきたではありませんか





はいっ


いただきますっ




あぁ、せんごひゃくえん…





上手くないわけないしっ



とろけるわ〜


飲み込みたくない


ご馳走さましようとしたら、おばちゃんが

「あらあら、もったいない。ここが美味しいんだから。剥いてあげる」



と、むにゅっと内臓部分を出してくれて、食べさせてくれました


ミソもうまっ


あとはカミカミして吸うといいっていうもんだから、カミカミする旦那




ちとグロい



そんなこんなで、店の中央で、観光客に見られながら、1匹1500円の、幻の『ぶどう海老』を食しました



いや〜、今夜は猫まんまだな



な〜んていいながら、カニの足も購入し

大満足して、道の駅を出発




今度は地球がまぁるく見える開陽台へ行くよ♪




実は道民ながら、お初の場所です



途中に、すっごい広大な敷地に牧草ロールが無造作に置かれている場所があり、思わず停車して写真に収めてみました




これも伝わらないんだろうな〜

北海道だな〜




開陽台に行くまでの道もこれまたキレイでね





ザ・北海道って感じの道を走ります


いいじゃない



程なく到着


もう景色良いしっ






どれどれ、まぁるく見えるかな?




ほほぉ〜う




いい眺めだね〜〜


十勝平野がどーんと広がってて。パノラマ写真じゃないとこの広大さは伝わらないな


山側の景色もいいね




雲の影も写し出されてて



もっと、いい表現ないかな…



言葉の表現の引き出し少ないからさぁ〜


伝えられないよね



もうね。



見に来てっ




出た!他力本願




さっき食べたばっかりだけど、またソフトクリームをいただくよ




ずっしり重いっ



はちみつソフト



あっさりソフトに濃厚な甘いはちみつが相まって、なんとちょうどいい甘さ






もうちょっと時間があるね〜って事で、摩周湖も見てくるかな?



本当は裏摩周の方がタダだし、いいんだけど、そこまで行く時間はなくなってきたので、正当なお金を払い摩周湖を見学にいきます



霧の摩周湖と言われるくらい霧の発生率が高いんだけど、普通にみれたね




曇ってるから、あんまり、キレイに見えないな…


そして寒いっ



思わずホットなお茶を購入




開陽台でカッパ脱いだけど、今度は寒さのあまり防寒の為にカッパを着ちゃいました


何回カッパ脱いだり着たりしたらいいのやら…




もう大分日が傾いちゃいましたね





今宵のお宿へ行かなくては




今夜は和琴半島野営場です





去年、ブロガーさんと初キャップをやった所


バイカーとファミキャンと住み分けされてるので、バイカーにはありがたい場所


バイクだけ乗り入れもできて、温泉も隣接しているので、湖畔を眺めながらキャンプもできて、温泉も入れちゃう好立地なキャンプ場で、お気に入りとなりました




壮大な大地を味わえる道東の景色や道を堪能でき、
満足のいく一日でした




大分長くなっちゃったので、この後のお話はまた今度









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