9月10日 2:30
大きな物音がして起こされます
遠くでテントを片付けている音
こんな夜中から、テントを畳んでる⁉︎(@_@)
遠くでも、場内がとても静かなので、すごく響きます
気も使わず、テントの幕をバサバサしたり、ポールを投げ置いたり…
イラっ
ゴミも捨てられるんですが、その扉をガジャンって
なんなのぉ〜
正体は釣り人ですな
鮭釣りが始まったので、日の出に間に合うようにこれから釣り場に行くんでしょう
でも2:30ですから!
もっと周りの人に気を使って欲しいもんだわ
夜はとても静かだったので、みんなお行儀の良いキャンパーさんばかりかと、気を抜いて耳栓しなかったからな…
しばらく眠れず・・・
前室で電気も点けずちょっとまったりしてたら、テントの周りをウロつく輩が⁈
物取りか?
息を潜め、様子を伺うあんころもち
必要以上に場内をゆっくり歩き回ります
あんころもちのテント近くまできました
街灯から映し出された影
大きな体に、短く小さな尻尾をピロピロさせながら、場内の芝を無心に食する
シカ
でした
携帯持ってなかったから、写真に収められなかった
なんだよ〜。焦らせないでよ〜
周りの草を食べながら、あんころのテント近くで「ジョー〜〜」ってしっこまでしていきやがった
ジャッと、わざと大きめの音を立ててチャックを開けてみるものの、
何か?
って言うような顔をして、全く動じず草を頬張りながら、ゆっくり移動していきました
シカが出るとは聞いていたけども、こんな至近距離で見るとは…
しかも、夜中だから旦那も寝てるし
この思い誰にも伝えられず…
また興奮して少し眠れず、しばらくしてからシュラフにイン
朝6:30
ちょっと遅めの起床です
モーニングコーヒーを入れて、テントの中でまったり
だって開けたら寒いんだもん
テントの中で、軽い朝食
どれが主食でどれが副食⁉︎
そんなことは御構い無しに、お腹の中に入るものを入れていきます
朝は雨が降っていなかったのに、撤収し始めると雨が降り出し…
今日は降らないんじゃなかったのぉ〜?
でも大丈夫!
あんころもち自作のスタンディングテープのおかげで、中から畳む事ができるから、雨に当たる事が少なく撤収する事が出来ましたよ
やっと役にたったかな?
雨撤収自体は最悪ですがね
全て、撤収し終わったら雨が止むという、ムカつく天気
今日も頑張っていきまっしょい♪
なんだそのポーズは…
出発前に国設知床野営場をレポしておきますか
なだらかな傾斜があり、フラットなところはキャンプ場の中側に多いかな?って印象
すごい広いキャンプ場なので、写真に写ってない奥にもテントサイトがありますが、トイレが遠くなるので、奥には行きませんでした
場内には車やバイクは止められませんが、見える所に停められるので、問題なし
水場はごく普通の水場
トイレはバイオトイレとなっています
あんまり臭いはしなかったかな?
便座が何気にあったかくて、ありがたかった
夕陽が綺麗らしいけど、昨日は間に合わなかったな
あとは、シカや狐に注意
食べ物はちゃんと仕舞っておいてね。食べられちゃうから
ゴミは分別して捨てられます
では、1日お世話になりました
遅くなりましたが、9:30出発です
目指すは知床横断道路
去年は霧の中で、なんも見えない状態だったのですが…
今日も雨だし期待出来ないな…
野生のシカも普通に居ます
急に飛び出してくるので、要注意です
少しずつ標高が上がって行きますよ
おおっ?
羅臼岳の頂上がしっかり見えるではありませんか
ひょっとして、霧はないのでは?
少しずつ羅臼岳が近くなっていくよ
いや〜良いじゃありませんか
「天気いい♪」って旦那
いやいや、曇りですけども
「贅沢言っちゃいけないよ。雨が降ってないだけ、ありがたいと思わないと〜」
た、確かにっ
知床峠の裏切らないカーブへ
いや〜、知床峠の全貌を観ながら走るのなん年ぶりだろう
途中にいい景色が広がり、思わず停車
遠くに海と、山と、道と
これが北海道の裏切らないカーブですよ♪
前を見れば、羅臼岳がすごく近くに見えるし
最高♡
テンション上がるわ〜♪
知床峠山頂に到着
記念撮影して
知床峠はちょうど県境ならぬ町境⁈があり
こっちが斜里
こっちが羅臼だよ
厚い雲に覆われてるけど、雨や霧の中の走行じゃなくてよかったよ
こんな事してると、すぐに天候が変わってきます
さっきまで雲が高い所にあったのに
女心と山の天気
そんな言葉はありません?
やべやべっ。早く降りないとまた霧の中の走行になっちゃう
先に進みましょ
下りも楽しいワインディングなんですが、下りなので、気をつけてゆっくり走行
良かったよ〜。知床峠、天気良くって
曇りだけどね
大満足して知床峠を走れました♪
次っ!
ここは素通りしてはいけない所でしょう
去年、入れなかった
熊の湯
今回はちょっとだけチャポっとしちゃいますよ〜
橋を渡りちょっと下るとすぐに熊の湯
毎朝、熊の湯愛好会のみなさんが水を抜いて、綺麗に掃除してくれている、愛のある温泉
だから綺麗なんですよね
無料ですよ
でも、ちょっとだけでもお礼を入れていくといいでしょう
ルールが掲げられています
ここには必ずと言っていいほど、地元の方が入浴されていて、ルールを守るよう指導が入ります
旦那は色々指摘されながら、はいったんだとか
そこは洗い場だから、土足であるくな
とか、
自分の分のオケを持って入れ
とか、
女子側は囲われていて、開放感は無いし、浴槽は小さいんだけど、それでもこの温泉に浸かれるだけありがたいっ
男性側は開放感あふれる広々空間
駐車場からも男性の入浴シーンは見られます
はい。残念ながら旦那の入浴シーンです
あんころもいざ、着水
あっつ
なにこの熱湯風呂⁈
「わたしゃ平気だけども、都会の人は無理なんでしょ?そこの水を入れたらいいわ」
と、高齢のおばあちゃん
もう上がって、脱衣所で休憩してたんだけど、やっぱり女子側にも地元の方がいらっしゃり、ご指導を仰ぎます
まずは十分にかけ湯をしてから、入るといいらしい
水、入れさせていただきますっ
すぐ近くに川の水なのか、冷たい水が溜めてあるので、バケツでジャンジャン水を入れたら、やっと入れる温度になった
でもあっつい温泉水が注ぎ込まれているので、すぐにまた熱湯風呂と化すので、すぐに入らないとっ
最初30秒くらいしか入ってられなかったけど、何度か入ると、ちょだけ熱いのにも慣れた?
ビリビリします
痛いくらいのお湯加減だったけど最高でした
上がってからも、体がいつまでもポカポカしてて、本当に気持ちよかった
入れて良かった
また、一つ夢が叶いました
羅臼の道の駅へ寄り
ちょうどお昼時だし、何か食べるか
ホッケバーガーとザンギバーガー
からの〜
深海ソフトクリーム
うーむ。去年ほど感動しないな…
そして、美味しい魚介類を提供してくれる阿部商店さんへ。昨日は生の魚介を堪能できなかったので、ここで購入して行こうと思います
去年、蟹の足を食べやすくカットして、保冷もしっかりしてくれたお店なので、リピです
そしたら、なんとそこには幻の海老 紫色をしたぶどう海老があるじゃありませんか
値段を聞いてびっくり
一匹
1500円なり
たかっ
庶民には手が出ないよね2匹下さい♪
ええっ⁉︎
食べるの?
旦那が購入希望
マジかー。ま、観光地値段ではあるだろうが、そうそうお目にかかれる代物じゃないしね
今年、最後のキャンプツーリングだしね
奮発しちゃうよ!
もうね。その場で食べちゃう
店の中央のテーブルに座りまして、海老が食べやすいように、剥かれてきたではありませんか
はいっ
いただきますっ
あぁ、せんごひゃくえん…
上手くないわけないしっ
とろけるわ〜
飲み込みたくない
ご馳走さましようとしたら、おばちゃんが
「あらあら、もったいない。ここが美味しいんだから。剥いてあげる」
と、むにゅっと内臓部分を出してくれて、食べさせてくれました
ミソもうまっ
あとはカミカミして吸うといいっていうもんだから、カミカミする旦那
ちとグロい
そんなこんなで、店の中央で、観光客に見られながら、1匹1500円の、幻の『ぶどう海老』を食しました
いや〜、今夜は猫まんまだな
な〜んていいながら、カニの足も購入し
大満足して、道の駅を出発
今度は地球がまぁるく見える
開陽台へ行くよ♪
実は道民ながら、お初の場所です
途中に、すっごい広大な敷地に牧草ロールが無造作に置かれている場所があり、思わず停車して写真に収めてみました
これも伝わらないんだろうな〜
北海道だな〜
開陽台に行くまでの道もこれまたキレイでね
ザ・北海道って感じの道を走ります
いいじゃない
程なく到着
もう景色良いしっ
どれどれ、まぁるく見えるかな?
ほほぉ〜う
いい眺めだね〜〜
十勝平野がどーんと広がってて。パノラマ写真じゃないとこの広大さは伝わらないな
山側の景色もいいね
雲の影も写し出されてて
もっと、いい表現ないかな…
言葉の表現の引き出し少ないからさぁ〜
伝えられないよね
もうね。
見に来てっ
出た!他力本願
さっき食べたばっかりだけど、またソフトクリームをいただくよ
ずっしり重いっ
はちみつソフト
あっさりソフトに濃厚な甘いはちみつが相まって、なんとちょうどいい甘さ
もうちょっと時間があるね〜って事で、摩周湖も見てくるかな?
本当は裏摩周の方がタダだし、いいんだけど、そこまで行く時間はなくなってきたので、正当なお金を払い摩周湖を見学にいきます
霧の摩周湖と言われるくらい霧の発生率が高いんだけど、普通にみれたね
曇ってるから、あんまり、キレイに見えないな…
そして寒いっ
思わずホットなお茶を購入
開陽台でカッパ脱いだけど、今度は寒さのあまり防寒の為にカッパを着ちゃいました
何回カッパ脱いだり着たりしたらいいのやら…
もう大分日が傾いちゃいましたね
今宵のお宿へ行かなくては
今夜は和琴半島野営場です